民主党代表選挙候補者集会@福岡市

?今日も胸を張って、元気よく??
福岡市議会議員の田中しんすけです。

今日は夕方から沖縄・九州の党員サポーターに向けての民主党代表選挙候補者集会が開催されました。今回の代表選挙には細野豪志、岡田克也、長妻昭の3氏が立候補を表明しています。
この日、会場に集まった党員サポーターはおよそ400名。最後まで各候補者の発言にじっくりと耳を傾けていました。
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私は福岡市議会に議席をいただく前からこれまでおよそ9年間、民主党籍を持つ自治体議員として党運営に関わってきました。入党間もない頃の2007年最初の選挙では、党に対する非常に大きな期待を感じたものでした。
それから2年後には政権政党となり、マスコミからもやや興奮気味に「日本で本格的な二大政党時代の幕開け」と報じられていたことを覚えています。

しかし、そこが党勢絶頂期。
国民の大きな期待に応えられず、衆院任期にも届かない3年4ヶ月で下野することになったのは周知の通りです。民主党政権時代には沖縄基地問題や消費税増税に関するリーダーの唐突な発言、東日本大震災への対応、重要課題に直面したときに一つにまとまれない「組織としての脆さ」などが批判され、その度に党に対する国民の不信が大きくなってきたことを、地方議員の一人として実感もしてきました。そして、昨年行われた衆院選の結果を見ても、これら蓄積された不信は今に至るまで払拭されていないことが明らかになったわけです。

私は、代表が変わったくらいで直ぐに民主党全体が変わるとは思っていません。
今回の代表選挙を契機としてわれわれ政治家はこれまでの党のあり方を振り返り、そして党員サポーターの声に耳を傾けながら、国と地方が一緒になって再起に向けての展望を示す…その過程が重要であり、その展望に向けて愚直に行動することを通して初めて「国民に対して評価を問うことが出来る」のではないかと考えます。

今回の地方議員・党員サポーターも交えた代表選挙において、田中しんすけも各候補者の所信、および会場から寄せられた質問に対する回答を材料に、これまでの9年間の自身の取組みの中で醸成された「政治へのコダワリ(評価軸)」に照らして、地方議員有権者として信念の一票を投じたいと思います。
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ところで、今回の候補者集会では嬉しかったこともありました。
それは、質疑応答の時間に民主党福岡県連学生部(リユーズ)のメンバーが質問に立ったことです。
「自分達と同じ若い世代の人々にもっと政治に関心を持ってもらうために、代表としてどのようなことに取り組むか?」
彼女は大聴衆の前でも怯むことなく堂々と候補者に問いかけました。

未来を創るのは今の若い世代。新代表には、若い人々に対するメッセージも力強く発信してもらいたいと思います!

田中慎介


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