「未来に責任を持つ教育」に向けて

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少子高齢化が進み、子どもの割合が減りつつある中で、何故「教育」なのか、または、「教育」が大切なのは分かるが、他に多くの問題点がある中で重要度は低いのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、田中しんすけにとって最も優先順位の高い政策分野の一つである「教育」について述べさせていただきたいと思います。

現在、この国を取り巻く環境は厳しさを増しており、国はもちろん、地方自治体においても、その環境への対応を迫られています。その中で、未来を担う若者が将来、社会を生き抜いていけるようにしていくことが不可欠であります。また、福岡市の今後の発展のためにも、「創造的な人材」の集積が重要であり、その創造力のある人材を戦略的に積極的に育成していく必要があります。

しかし、創造的な人材を育成するための指針が現行の「新しいふくおかの教育計画」においては明確になっていません。そこで、それを実現するための一貫した幼児教育・義務教育・高等学校教育の在り方について、根本部分から整理し見直していく必要があります。

その問題意識から、私は教育の目的と内容について以下のように考えます。

まず、教育の目的として、私は「子どもたち一人ひとりがこれからの社会を生きる中で自分を主人公として人生の物語を描くことのできる能力、これを育むこと」と明確に定義されるべきであると考えます。

その目的が達成されるために、子どもたちに育まれるべき力として、以下の3つを挙げたいと思います。

①仮説検証能力

②シティズンシップ

③人間関係形成能力

以上の能力を育むために必要な教育施策・教育内容・教育手法・カリキュラム等を実現する作業が必要であり、これらの作業に一日でも早く着手する必要があります。
※この点については、福岡市民クラブが掲げる会派基本政策(ローカルマニフェスト)の中でも「シティズンシップ教育の導入」という言葉で盛り込んでいます。

とりわけ義務教育(小中学校)時期に関わる福岡市の政策については、機会あるごとに議会質問を通じて様々な視点から提案を重ねているところです。
今後、このホームページの中でも「目指すべき教育」と「その実現のために必要な施策」について述べていきたいと思います。

田中慎介



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