【議会質問】『木化(mocca)』の推進と森林環境税について

今日も胸を張って、元気よく‼
福岡市議会議員の田中しんすけです。

本日も、先の福岡市議会定例会(6月議会)で行なった一般質問の内容についてレポートします。
今回のテーマは『木化(mocca)』の推進と森林環境税についてです。

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木材の香りと温もりを感じられるまちづくりに向けて!
~『木化(mocca)』の推進と、都心部における木材利用のアイデアを提案~
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木材利用量の計画達成に向けて
いよいよ木材ガイドラインの策定に着手!


昨年の12月議会における「学校体育館の木造化」を求めた質問に続く、本市における木材利用拡大に向けた第2弾です。
本市は「公共建築物にかかる木材使用量を5年間で12,500㎥(1年あたり換算で2,500㎥)」という目標を立てていますが、平成29年度が886.9㎥、平成30年度の見込みが692.5㎥とのこと。計画値に対してその実績は乏しいと言わざるを得ません。

そこで、かねてから求めていた木材使用に関するガイドライン作成の進捗状況について確認。
「木材利用ガイドラインの作成に向けて、農林水産局、財政局、住宅都市局、教育委員会の間での協議はどの程度進んでいるのか?」との質問に対して、「現在、横浜市のガイドライン他都市の先進事例を参考にしながら局内で研究し、木材利用の促進を図っていく」との答弁が。
各局との連携に向けて、やっと動き出しました!

 

本市においても『木化(mocca)』を推進し、
更なる木材利用の促進を!

「木化(もっか)」とは、緑化に倣った言葉で、簡単に言うと「私たちの暮らしの中で目に見える木を増やしていく」取り組みを推進するコンセプトです。
建物の木造化・木質化にとどまらず、街中で見る木(もく)を増やしていく、また、市民が木材に触れる機会を増やしていく、そのような取り組みを通じて、広く市民に木材の良さを実感してもらうといったことも、この「木化」というコンセプトの下で進められます。

今回の質問では、このコンセプトに基づいて、「木の香りと肌触りの良さを感じてもらえるような仕掛けを考えるべき」と提案。
木材を活用したグッズ(木の花びら)の配布や、街中で木を美しく蓄える「美蓄」や「市松の水辺」づくりなど、具体的な木材利用のアイデアを紹介しました。

 

国からの森林環境譲与税は、
川下対策(木材利用促進・普及啓発)への活用を!

今後の森林整備や木材利用の拡大を促進するために、国は新たに森林環境税(仮称)森林環境譲与税(仮称)の創設を検討しています。
森林環境税については国税とし、個人住民税の納付義務者、年額一人当たり1,000円を市町村において個人住民税と併せて徴収するというもの(平成36年度から課税開始予定)。
一方の森林環境譲与税は、森林環境税の収入額に相当する額を市町村および都道府県に配分(譲与)するもの。配分を受けた市町村および都道府県は、間伐や人材育成・担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発等の事業に充てることができます(平成31年度から譲与開始予定)。

最終的には、国の森林環境税の総額がおよそ600億円、福岡市への配分額は1億8000万円から2億円という計算になります。
今回の質問では「国からの森林環境譲与税の交付を見据え、今後は、質問の冒頭で紹介したような木材利用促進や普及啓発など、木材の消費拡大に向けた施策拡充も検討すべき」と主張しました。

 

田中慎介


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