【議会質問】福岡市計量検査所の移転後について

今日も胸を張って、元気よく‼
福岡市議会議員の田中しんすけです。

昨日は自身の誕生日に議会質問(一般質問)のために登壇する機会を頂きました。
①福岡市計量検査所の移転後について
②『木化(mocca)』の推進と森林環境税について
③ペットと飼い主が快適に住まえるまちづくりについて
の3点について質問を行ないましたが、今日からシリーズで本ブログにおいても、それぞれの質問内容のポイントを掲載していこうと思います。

第1回目は、①福岡市計量検査所の移転後についてです。

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平尾駅前の計量検査所が移転!
地域の声を活かした「複合施設」整備の検討が始まります‼
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計量検査所の移転が決定!
~跡地には消防出張所の整備を検討?~

皆さんは、西鉄平尾駅前にある「福岡市計量検査所」をご存知でしょうか?
商品の販売や取引などに使用される計量器の定期検査や立入検査を実施する福岡市の施設で、昭和56年から現在の場所で業務を継続してきました。

この計量検査所が、今後数年のうちに移転するという話が持ち上がっています。
そして、現在、跡地活用のプランとして持ち上がっているのが「消防出張所を整備する」というものです。
中央区の消防署所の再編に伴い、浄水通にあった中央消防署が移転、その代替機能を平尾エリアに配置する必要があるというのがその理由です。

 

公共施設の「複合化」は時代の流れ!
~他都市にも多くの事例あり~

確かに、まちの安全や市民の安心を守るためにも消防・救急機能の充実は重要なことです。
しかし、駅前の好立地を考えると、単独の消防拠点として整備するのは「非常にもったいない」というのが、地域住民や商工団体の多くから聞こえてくる声でもあります。また、国や市の方針でも、公共施設を整備する際には、なるべく複数の機能を持たせて整備することが望ましいとされています。

そこで、今回の質問では、新たな消防出張所の整備については、複数の民間サービスや公共サービスを併せて提供する『複合施設』として建物を整備する計画を提案。消防署を複合施設として整備している他の政令市の事例(コミュニティセンター・学童保育・ホテルなどと合築)を紹介しながら、検討の必要性を訴えました。

 

人の賑わい溢れる跡地活用に向けて!
~地域の声を踏まえた施設整備を強く要望~

現在の計量検査所は、西鉄平尾駅前という好立地でもあります。また、当該地は平尾・高宮・那の川・大楠といった複数の地区に隣接しており、今回取り上げた計量検査所の移転後の土地活用とまちづくりについては、今後も多くの声が寄せられることは間違いありません。
魅力あるまちづくりの点からも、合理的で経済的な土地活用という点からも、そして、何よりも地域の声に耳を傾けるといった行政のあるべき姿勢からいっても、新たな消防出張所は複合施設としての整備が検討されて然るべきです。
新たな消防出張所の整備検討については、町内会や商工団体の意見を尊重しながら、人の流れと賑わいが増すような施設として整備が進められるよう、今後も注視していきます!

 

田中慎介