平成28年度福岡市一般会計予算について

(1)福岡市平成28年度一般会計予算の概要

歳入

市税収入は人口増と企業収益の改善、新増築家屋の影響による固定資産税の増などにより、平成27年度を上回る収入を見込んでいます。一方、市債については昨年度を下回る予算にとどめ、財政健全化をはかります。
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歳出

昨年度に引き続き医療・介護関連の繰出金・負担金を含めた社会保障関連費が増加する中、一方で高齢者福祉などの充実に向けた保健福祉費の増額と、子育て環境の充実に向けた子ども育成費の増額を確保した予算配分としました。
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(2)【TOPICS】子どもの医療費助成 対象拡大!

平成28年10月診療分から、子どもの通院医療費の助成内容が変わります。
対象者が小学6年生までに拡大し、3歳以上のお子様からは一部負担が発生します。
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(3)H28年度「こんなところ」が変わります!

子育て支援の充実

・待機児童の解消に向け、1,800人分の定員拡大をはかります。
・中央児童会館(あいくる)がリニューアルオープン!(H28年4月)

教育環境の充実

・全中学校の普通教室に空調を整備(H28年度)

健康増進施策の充実

・福祉バスへの助成拡大や、車両の貸し出し事業スタート
・40歳・50歳の特定健診受診の無料化(国民健康保険)
・認知症、ロコモティブシンドローム予防施策の実施

交通施策の充実

・家族で利用できる一日乗車券の新設や65歳以上の高齢者の外出促進に向けた乗車券など、地下鉄の企画乗車券の見直し(H28年10月予定)

分化・芸術活動拠点の充実

・なみきスクエアに音楽・演劇練習場を設置
・福岡市美術館をH28年9月に閉館し、大規模改修・リニューアルをスタート

MICEで賑わうまちづくり

・世界の約140カ国から35,000人の参加が見込まれるライオンズクラブ国際大会の開催支援(H28年6月)

福岡市動植物園の改善

・エントランス部複合施設整備に着手(H30年度完成予定)
・入園料の見直し(大人600円へ)

市民サービスの向上

・市民センター、図書館などを有する「なみきスクエア」(千早駅前)がオープン(H28年6月)