平成30年9月議会・議案質疑

観光政策の更なる拡充に向けて!
~福岡市観光振興条例案について質問しました~


観光振興は福岡市の発展に不可欠!


 9月6日(木)、福岡市議会定例会(9月議会)初日の議案質疑において、田中しんすけは議会へ提出された議案のうち、議員提案された『福岡市観光振興条例案』に対する質疑を行ないました。
 この条例案のポイントは、「観光施策に関する財源を確保するために、福岡市のホテル・旅館に宿泊する客から徴収する宿泊税の創設を盛り込んでいる」という点です。
 地方自治体による観光施策は、もっぱら市費単独による財源に頼らざるを得ない状況。全国的にも多くのビジネスパーソンや観光客を受け入れている福岡市としては、受け入れ環境整備はもちろん、民泊対策など市民の快適な暮らしを担保するための施策にもしっかり取り組んでいかなければなりません。

宿泊税を新設し、更なる観光施策の充実を!

 この観光振興条例が9月議会で成立したことを受けて、福岡市も「宿泊税導入に向けた有識者会議」を設置。第1回目の会合では、外国人入国者が急増する福岡市の観光を巡る現状や、他都市の宿泊税の導入事例などが報告されました。今後、数回の会合を開いて税額や課税対象など具体的な制度設計が進められることになります。
 新税の導入にあたっては、この有識者会議の議論と並行して、市議会の側もしっかりと制度に関する具体的な提案をしていかなければなりません。田中しんすけもみなさんの声を集めて、議会の場で発言していきたいと思います。