議会通信(2020年春号)

新年度予算議会で代表質疑に立つ!
~市が提案する予算案をチェックし、新たな取り組みについて提案しました!~

〇『会派基本政策2019』に基づき政策提案

 令和2年度予算の審議にあたり、私たちは髙島市政に対して厳しいチェックを行うとともに、会派が主張する「福岡市のめざすべき都市像」に基づき様々な政策提案を行いました。

 主な提案としては、小中学校施設(校舎・体育館)の建て替え、および木造化・木質化や義務教育に係る保護者の経済的な負担軽減などの教育施策、高齢者の移動や外出を支援する制度の拡充、介護サービスの充実に向けた本市独自の支援策、都市部の渋滞解消と生活交通不便地の軽減に向けた取り組み、「福岡の食」を基幹産業として育成するための支援の充実、自治会・町内会活動への参加を促すための支援策など、新年度予算に反映させるよう求めました。

〇新型コロナウイルス「常に先手の対策を!」

 とりわけ本年の議会審議にあたっては、新型コロナウイルスの全国的な感染拡大が、今後本市に様々な影響を及ぼすであろうことを想定して、常に先手を打っていく姿勢が求められています。

 市立学校の一斉休業に伴う児童生徒や保護者の負担増、行事やイベントの自粛に伴う市内消費活動の停滞など、既にマイナスの影響が顕在化している点についてはもちろん、今後本市に影響を与えるであろう「潜在的な部分」、「我々が予測もしなかったような影響」にも強く注意を払う必要があります。

 私たち福岡市民クラブはこのような事態を前に、国策・政策の副作用が今後の市民生活へどれだけの影響を及ぼすのか、そのことに敏感になり、いち早くその対策を提起するとともに、市民生活の安定に向けて機敏に的確に行動を起こしていく決意です。

新平尾消防出張所の整備が本格化!
~地域に身近な公共施設の実現に向けて~

 西鉄平尾駅前に新たな消防出張所が整備される計画が着実に進んでいます。今年度は、現在地にある福岡市計量検査所の移転に伴い、建物の解体工事が実施される予定です。

 新たな消防出張所の整備検討にあたっては、これまで町内会や商工団体から「地域住民も利用できるようなスペースを確保してほしい」「駅前という立地を生かして賑わい創出のための工夫をしてほしい」などの意見が寄せられ、私も地域・団体の皆さんと連携しながら福岡市に対して要望活動を行なってきたところです。

 新たな消防出張所が地域に身近な公共施設となるよう、引き続き取り組んでまいります!


▲今年度にも解体予定の計量検査所


▲駅前という立地を生かした施設整備を!