田中しんすけ基本政策

~市民一人ひとりと こころ響き合う 「ボトムアップ型」市政への転換~

Ⅰ.市政方針の転換

行政にとって都合の良い情報・データばかり発信するのではなく、厳しい現実も市民と正確に共有し、地道な課題解決を目指す市政へと大きく転換を図ります

・市民、市議会との対話の重視

・市民一人ひとりの暮らしの元気を重視した市政運営の計画策定

・情報発信のあり方の見直しをはじめ市政の課題の的確な広報

Ⅱ.成長路線の転換

都市の成長の果実を生活の質の向上に振り向けるという「トリクルダウン」の発想を改めて「ボトムアップ」の成長路線へと転換するため、物価高への対策、公共サービスの値下げ検討など、生活支援重視の政策を展開します

・物価高対策に向けた公共サービスの値下げ検討

・既存の地場中小企業に対する海外販路開拓の支援等

・未就学児の子ども医療費完全無料化

・事業者負担を抑えた本市独自のキャッシュレス決済機能の構築

Ⅲ.義務教育の完全無償化

いじめや不登校が増加し、虐待や子どもの貧困が大きな社会問題となる中で家庭の環境に左右されない学びを保障するために、義務教育の完全無償化を目指し、併せて教育予算を大幅に拡充します

・学校給食の無償化による質の向上や地産地消の更なる推進

・いじめ、不登校、虐待等への対応力の向上のため予算拡充し、専科教員等を増員

Ⅳ.生活圏を「元気」に

都心部偏重の考え方を改めて、生活圏が元気になるようなまちづくりへと転換していきます

・生活圏の駅や地域商店街等における附置義務駐車場の隔地化ルール作り

・市街化調整区域におけるより柔軟な土地活用の実現

Ⅴ.都市交通政策の一新

都心循環LRTの導入を柱として、都心部への自動車の流入を大幅に抑制するとともに、都市インフラの脱炭素・再生可能エネルギー化を大胆に進めます

・福岡市交通基本計画の大幅な見直し

・次世代自動車用の充電設備の整備促進など再エネへの転換

・都心循環LRT(次世代型路面電車)の導入実現に向けた検討会議の発足

・週末の都心の歩行者天国化推進

Ⅵ.みんなが働きやすいまちに

年齢や性別、障がいの有無などに関わらず、働く意欲を持つ人たちがいつまでもいきいきと働けるまちを実現するために、産学官民の英知を結集します

・職場の男女比に見合った女性管理職の登用等、ジェンダー平等の推進

・障がい者が生計を立てられる就労支援の実施

・働きたいシニア世代を徹底応援

・非正規保育士の処遇改善

Ⅶ.機能的で安全・安心なまちに

生活交通の確保など、いつまでも住み慣れた地域で暮らしていくために必要な条件整備を進めるとともに、生活に身近なインフラや地域コミュニティの防災力向上を強力に推進します

・単身高齢者の住まいの確保と買い物支援(オンデマンド交通)の拡充

・氾濫しない河川、壊れない橋梁への改修の促進

Ⅸ.こころ響きあう市政に

「今日よりも希望を持てる明日」を次世代につないでいくために、全ての人権が尊重され、みんながこころをひとつに取り組める市政を目指します

・あらゆる差別をなくし、多様性を認め合うまちづくりの推進

・家庭へのエコ技術導入等に対するインセンティブ制度の創設

 


【財源の確保に向けて】

・公共施設の建設にあたって多用されるPFI方式についてムダな公金の支出につながっていないかを検証します

・市債残高の削減ペースを時限的にダウンさせることを視野に積極的な財政出動を行える仕組みを作ります

・世界水泳の開催に向けた市費負担が前回大会との比較で大幅に増える見通しであることについて、内容を精査します

・「働いている納税義務者」を増やすための施策展開を通じて市税収入の更なる増加を目指します

・決算剰余金を活用することにより、恒常的な施策に充てられる予算を確保します