「福岡市民クラブ」での田中の役割

Q1.
そもそも「会派」って何ですか?

福岡市議会には議員が62名(欠員2名により2015年3月時点では60名)いますが、各議員が一人ひとりで活動していても、議会が全体としてなかなかまとまりません。そこで、議会の中でも思想・信条が同じであったり、政治の文化・作法が似ている議員が集まって政治グループを形成します。これら政治グループのことを市議会では「会派」と呼んでいます。

Q2.
「福岡市民クラブ」は、以前は「民主・市民クラブ」という名前でしたが、どうして改名されたのですか?

「民主・市民クラブ」は基本的に「民主党の党籍を保有する議員」のみで構成されていました。しかし、政党に縛られず、例えば国と地域は別であってもいいのでは、という議論があり、一言でいうと、そういう地域政党、政党ではないけれど、「地域は地域で同じような考えを持っている人であれば、政党に関係なく一緒になってもいいのではないか」ということです。きっかけとしては、みんなの党(当時)の議員が会派入りしたのですが、そうすると会派の名前に民主という文字を冠するわけにはいかないだろう、名前を変えましょう、ということで会派名を「福岡市民クラブ」に変更しました。
しかし、「何に基づいて同じ会派でやっていくのか」ということは極めて重要です。私たち福岡市民クラブは、2011年4月に実施された福岡市議会議員選挙の際に『ローカルマニフェスト(市民との約束)』というものを発表しました。これは、私たちが会派一丸となって取り組もうと決めた、福岡市政や福岡市議会の改革に関する52項目にわたる政策集です。これから会派の仲間を増やしていく際には「この政策集の中身に賛同できる人」であれば一緒にやりましょう、という態度で臨んでいくつもりです。

Q3.
「会派」に所属するメリットは?

地方議会によって様々ですが、大体のところは会派の所属議員の数によって「議会質問で使える持ち時間」が違ってきます。例えば福岡市議会においては、議会質問の時間が「議員一人当たり8分」と割り当てが決まっているのですが、この持ち時間だけでは十分な質問を行なうことが出来ません。そこで、会派を形成することで「全体で多くの時間を確保」した上で、その時間を数人の議員で分け合うということをやっています。そういう意味で、会派の所属議員数が多い方が有利だということです。
また、会派の所属議員が多ければ多いほど、市政に対する要望・意見を伝える際に行政もそれなりに対応する(無視できない)というのが現実です。いろんな情報を提供してくれるようになります。

Q4.
しんすけ議員は福岡市民クラブで「政調会長」という役職に就かれていますが、何をする役職ですか?

政調会長は、政策に関する意思決定をするためにいろんな準備をして、提案をして、議論をまとめて、会派全体の方針を決める役割を担っています。最終的に会派全体の方針を決めるのは会派会議の場ですが、その方針の前段の案を提案するのが政調会長の大きな仕事のひとつです。

Q5.
政調会長として、具体的にどんなことをしてきたのですか?

上記の役割が大きいのですが、具体的には福岡市議会定例会における「議案質疑」を担当するのも政調会長です。市長が条例案や予算案を「議案」として市議会に提案してくるわけですが、その提案の中身について最初に説明を受けるのも政調会長。その説明を受けていろいろな情報収集をして、この議案に対しては「会派としてこういう方針で臨みましょう」と提案をするのが第一の仕事。そして、その方針に従って、条例案や予算案に対して様々な視点から議場で質問するというのがその次の仕事です。


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